マルサクのある大分県日田市は「木都」とも呼ばれる全国有数の林業地。
市内はもちろん大分県全域、福岡、熊本などから年間約55万㎥ものスギやヒノキの丸太が集まってきます。日田市内7ヶ所ある市場はすべて20分圏内。
さまざまなオーダーに合わせ、丸太を買い付け、製材をおこなっています。
製材業とは、規格やカタログに沿って効率ばかりを追いかけるものではなく、「木」という自然が育んだ財産に心を通わせ、人と木の幸せな関係を作る仕事です。日田という町で私たちにしかできない提案で、日々お客様と向き合っています。
原木市場からの仕入れ以外にも、拘りを持った素材生産業者、林業会社から直接買付を行っています。当社もかつては素材の生産、販売を行い、現在も自社林を所有しています。
時には伐採現場に直接出向き、丸太の素性を確認し、買い付けを行います。
主な買付先
株式会社氏田木材 大分県竹田市
マルマタ林業株式会社 大分県日田市
樹齢80年程度の杉丸太と杉板
野晒しにしていた杉丸太と杉板。赤身(芯材部)は残り白太(辺材部)は腐食しボロボロに。
より多くの方々に、杉がいかに素晴らしい素材かを肌で感じてもらいたい。
それがスギ工作クラブです。
より多くの方々に、
杉がいかに素晴らしい素材かを
肌で感じてもらいたい。
それがスギ工作クラブです。
スギ工作クラブとは、マルサク佐藤製材と大分県九重町の木工家「TODAKA WOOD STUDIO」とのユニットチームです。
スギを使った、家具やうつわなどの生活道具をはじめ、建築、店舗什器などを提案しています。
当社の木材製品はB to B商材。木材製品市場、材木店や工務店等が主なお客様。しかしながら、最終消費者である一般の方々に直接、当社が扱う日田杉の素晴らしさを伝えたいという強い気持ちをずっと抱いてきました。
「TODAKA WOOD STUDIO」とチームを組み、厳選した良質な杉材から制作した家具や器で、より多くの方々に杉がいかに素晴らしい素材かを肌で感じてもらいたい。
その活動がこのスギ工作クラブです。
スギは加工のしやすさに加え、水にも強く丈夫な素材。特にいまDIYが普及しつつある中、製材業と木工家との密接な試作活動によって、皆さんの暮らしにどんな提案ができるのか、日々考えています。